個別指導学院フリーステップの情報満載「フリステWalker(2020年6月号)」を発刊しました。
その中の記事の一部をご紹介します。
(「入試情報室 「新傾向」問題とは-2020年度中学入試より-」より一部抜粋)
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今回は入試問題から入試制度改革を見ていきたいと思います。大学入試では2021年度入試から「大学入学共通テスト」が開始されます。ご存知のように昨年末に英検等、英語民間試験の利用や数学・国語で予定されている記述式解答方式の導入は見送られると発表されましたが、旧来の「知識・技能」の測定に偏っていた試験から脱却しようという既定方針は変わっていません。しかし、択一式(マークシート方式)という解答方法の制約の中で、どのような問題が出題されるのか、具体的なイメージが湧きにくいと思います。しかし、実は6年後の大学受験に向けて「新傾向」に強い受験生を獲得しようということでしょうか、実は中学入試のほうが先に問題傾向が変わり始めています。
まず、大学入学共通テストの試行調査には、会話文に織り込まれた数学の問題がありましたが、立命館中学校の算数の入試問題に次のようなものがありました。(資料1)会話文の中から必要な数値や規則を拾い出す作業が必要となっています。
(中略)
今回は一部を紹介しましたが、このような傾向が、中学のみならず高校、大学にも広がっていくことも考えられます。いずれの入試でも過去問演習は大切ですが、それだけでは十分ではないこともお分かりいただけたと思います。文章を正確に読み取る、簡潔に書く、という生活習慣も身に着けていきましょう。
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2020.6月(5月1日発刊)号
入試情報室より…新傾向問題とは
首都圏中学校入試問題分析
夏休みの過ごし方
ぷち教育学…学習性無力感